便秘とあなどると、別の病気の場合も
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便秘をすると、おなかが張る、おなかが痛い、便がかたくて出すのが苦痛などという症状がポピュラーですが、ひどい場合は吐きけや頭痛を伴うこともあります。
また、女性にとって困るのは、肌の色がくすんでつやもなくなり、にきびや吹き出物、しみなどができやすくなること。
そのほか、出るべきものが出ないのでイライラしたり、精神的にもよくありません。
しかし、このような不快症状の原因となるだけでなく、便秘は次のような病気の引きがねになることもあるのです。
大腸ポリープ、大腸ガン
便秘が大腸ガンの重要な原因であることを明らかにした、一つの研究があります。
便の腸内通過時間の短いアフリカの原住民には大腸ガンがとても少なく、
反対に便の通過時間の長い欧米人には非常に多いという結果が出ています。
便の中にはしばしば発ガン性のある物質が含まれていますから、便が腸内に長くとどまれば、ガンが発生しやすくなることは十分考えられます。
また、ポリープという ほのは、それ自体は憩性のものではありませんが、大腸にできるものは大腸ガンの前段は階のことがあります。
乳ガン
アメリカのカリフォルニア大学で、乳ガンになりやすい異常細胞を持っている人と便通との関係について調査したところ、
毎日便通のある人では20人に1人(5%)なのに対して、便通が過に2回以下の人では4人に1人(25%)が乳ガンになったという結果が出たそうです。
その理由はまだはっきりとわかっていませんが、便秘によって生じる有害物質が腸管から吸収されるためではないかとも考えられます。
痔
便秘になると大腸での便の停滞時間が長くなり、便の水分が吸収されてかたくなってしまいます。
これを無理に押し出そうとすると、肛門のふちが切れて裂肛(切れ痔)になったり、肛門部分がうっ血を起こして痔核(いぼ痔)になったりします。
大腸憩室
大腸の壁がくぼんで、小さな袋状のものができる病気です。
便秘をすると、便やガスの圧力が腸かかるために起こると考えられます。
高血圧
便秘が治っただけで血圧が下がったという話をよく聞きます。
その理由はよくわかりませんが、トイレでいきむと血圧が急上昇することは知られています。
また、便秘によって生じる有害物質が、血圧にとってよくないとの報告もあります。
胆石症
胆石症は便秘の人に多く見られ、その発作は便秘をしているときに起こりやすいものです。
コレステロールは胆汁といっしょに腸管に分泌され、それが再び吸収されますが(コレステロールの腸肝循環)、便秘をしていると再吸収されるコレステロールがふえるからではないかと考えられます。
肝臓病
便秘で生じる有害物質を分解するために、肝臓の負担がふえます。
つまり、肝臓病の人にとっては便秘は大敵なのです。
このほかにも、便秘の人はトイレでいきむために、脳卒中や心臓発作の危険が高まったり、動脈硬化や糖尿病にも悪影響を及ぼし、
さらにジンマ疹やゼンソクなどのアレルギー性疾患も起こりやすくなりますから、便秘は早めに治しておきましょう。
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